[2009.1.7] -[議会報告]
今議会は、26の議案(うち10議案に賛成)と6つの継続審査議案(決算)、7つの議員発議の意見書(ひとつだけ反対)、そして9件の陳情が上がりました。
議案のひとつである補正予算案は、主には「新型インフルエンザに関する整備事業」や、「原油価格高騰にともなう農業施設の省エネルギー化」などでしたが、県内4つの県税事務所を松島のみにしてしまうという内容の「県税事務所再編事業」も含まれており、納税や相談の体制が縮小されてしまう恐れがあるので、本会議では全体の議案には反対をしました(委員会は該当の議案だけのため賛成)。
19年度決算の認定は、苦しい県民生活の視点から見るならば、大型開発と大企業最優先のお金の使い方は、到底認めるわけにはいかないと、反対討論に立ちました。
また、県民生活が明日をも知れないという大変な事態の時に、またもや海外視察にでかけるという県議会の実態を厳しく批判し、ベトナムへの3名(尾崎、砂川、斉藤)と、ドイツ、フランス、イギリスへの6名(篠原公、山本、五所野尾、新田、佐伯、谷久)の派遣に反対し、反対討論をしました。賛成は自民・公明・社民・民主でした。
議員の海外視察に反対をする会派には、行くことすら議会最終日まで知らせることもなく、内容も目的も費用も明らかにしないという、とにかくひどいやり方です。これまでは全国議長会議が募集をして全国の議員が一緒に行くというやり方でしたが、全議もこの情勢の中、取り止めとしています